2016年6月8日水曜日

マウス用ホイール切削2

ホイールの裏面加工に挑戦。
まずは、POM板にホイールの凸形状に合わせた凹形状を切削して、そこにキッチリはめて切削しようと考えた。
ただ、実際に加工してみると小さい6個の凸形状部分がはまってくれなかった。
原因を追究するのも面倒なので、そのまま両面テープで固定して切削することにした。
両面テープの接触部分が少なくて不安定な感じが気になったが、とりあえず切削してみる。
Z軸の原点位置は、POM材表面から、ホイール裏面までの高さをノギスで測定し、それに合わせてUSBCNC上で設定した。

最初は普通に切削が出来ていたが、途中で両面テープが負けて、POM材からホイールが外れてしまった。
1本しかないΦ1mmのエンドミルが折れなかったのが幸い。

両面テープが駄目なら普通のセロテープで固定する。
考えられる方法は二つ。
1.切削面を含めてホイール裏面全体をセロテープで固定する。
2.切削しない箇所のみをセロテープで固定する。

材料の固定という点では1番が良いが、セロテープの粘着部分をエンドミルが通過するのが気になる。
粘性によってエンドミルに余計な力がかかって折れてしまっては無くしかない。
折れても良いようなジャンクエンドミルが入手できたら試してみてもいいが、今回はこの方法はとらない。

なので、2番。
ホイールの肉厚は1mmにする設計なので、ホイール外周1mmの部分にセロテープがかかるように4辺を固定する。

この方法で問題なく切削が出来た。

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