2016年6月7日火曜日

ギアの追加工1

モジュール0.3のギアの追加工。
中心軸をΦ2mmに拡大。2段ギア(?)の小さいほうの高さをt=0.5になるまで切削。
切削中のギアを固定するための冶具をPOMの板で製作。
といっても、POM材に大きいほうのギアの外形と同じ大きさの溝を掘るだけ。
ギアをその溝に取り付けて、切削しない箇所をセロテープを使って固定した。

ギアの追加工のときの肝は、Z軸の原点の指定方法。
CUT2D上は、実際のPOM材の厚み+3mm(ギアの高さより大きければ良い)を材料の厚みとして指定する。
kitmill上のZ軸の原点合わせの方法としては、まず通常通りPOMの表面でZ軸の原点リセットをする。
その後、数値入力画面(F6キー)で”Z3”と入力してZ軸を材料表面の3mm上に移動させる。
その位置で、Z軸の原点リセットをすることで、材料の厚さ+3mmの位置をZ軸の原点とすることが出来る。

加工は成功。
小さいほうのギアの加工を、ギアの外形と同じ大きさの分だけ切削したので、多少のバリが残った。
手で簡単に取れるレベルだが、ギアの外形+αくらいの大きさを加工したほうが良いかもしれない。
CAD図面上で外形寸法を変えてしまうと、設計意図がブレてしまうので、Cut2D上でポケット加工後に外形線上を輪郭加工するのがスマートか。

今回は意識しなくても成功したが、中心軸の追加工において、穴の深さがエンドミルの有効深さ以下になることを確認しないといけない。
そうしないと最悪エンドミルが折れる。


エンドミルの1mmを3本くらい追加購入しておこう。
次は、ホイールの裏面の加工に挑戦。

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